ツイッターに書き切れない熱量

ハロプロやそれ以外を呟く日記

アイドル嫌いだった私がハロヲタになるまで(ざっくり編)

皆さんの「推しに落ちた瞬間」ブログを読んでいたら居ても経ってもいられず、書いてしまった自己満足記事です。そのためにはてなブログまで開設してしまった…。
長いです。分けるところが見つけられなかった…。

 

当時の旧ブログの記事に深夜テンションで加筆しているので読みづらいかも…。

臆病な新規はこうやってやってくる一例として見てもらえれば…と思います。

 

 

 

時はさかのぼること2013年…

 

もともと楽器を趣味でやっていた私の聴く音楽ジャンルはバンドミュージックと洋楽と偏っていて…ぶっちゃけ流行りの曲とか全然わからなかった…。なのでオリコン1位とかまったく興味も湧かず。
そんな私が電子音がピコピコ鳴っている曲で初めて好きになったのはperfumeでした。

 

perfumeYouTubeの関連動画を漁りまくっていると「ブレインストーミング/君さえ居ればなにもいらない」の池袋サンシャインイベントの動画にたどり着きます。

 

モー娘。?小学生の時は、辻ちゃんとよっしー好きだったけど今は道重とももちしかわかんない…。
それにアイドルなんて、微笑んでカラオケしてるだけでしょ?
アイドル文化は、にわかに優しくないだろうしライブとか無理だわぁ…


と、偏見にまみれた先入観を持ちながら怖いもの見たさで再生ボタンを押しました。

 

 

 

「センターの青い服の子めっちゃカッコ良い…」

 

 

 

 

One・Two・Threeのイントロだけでかっこよさが爆発してた…


一通り見て今のモー娘。かっこいいなぁ…と思えどメンバーの名前とかどうでも良くてとりあえずYouTubeでMVを一通り見ました。

 

Only youにたどり着きました。
実は社会人デビューした時の同期にハロヲタ(さゆヲタ、のちのどぅーヲタ)が居てチラッとMVを見た(見せられた)ことがありました。
「ああ、あれもモー娘。だったのか」とその時点では前髪ある黒髪の子(あとで生田と判明)は美人だなぁ…という印象しか残らず、とりあえずOnly youとOne・Two・Threeとブレストを再生リストに追加。

 

 

メンバーの顔と名前が一致してるのは道重さゆみだけ。動画を見てるうちに田中れいなも見たことあるなぁ…(れいなの卒業も知らない)程度のまま、
わがまま気のまま愛のジョーク/愛の軍団が発売されました。

メンバーの名前や顔は覚えられず、
和風でかっこいい子、ぽっちゃりほくろ、Only youの美人、黒髪ショート…と言った感じ。

 

それでもつんく♂さんの歌詞が社畜全開だった私の心に突き刺さりました…

「「苦労」買ってでもした方が良いって
ほんと?ほんと?
目的知らずこの世に生まれ、

歳 重ねた 今
使命感的な何かが生まれてきたのも事実」

 

初めて聴いた時に泣きそうになりました。


この曲…ライブで見たい…
でも、ドルヲタ怖い…
今思えば悩みにすらならない葛藤を抱えたまま勇気が出ず2013年秋ツアーはスルー。

 

その後、残業のお供が愛の軍団とこの地球の平和を本気で願ってるんだよ!になりました。

 

 

そして運命の2014年…

寝起きドッキリコンサート…

 

テレビで見てる最中は久しぶりに大笑いしました。
頬が筋肉痛になるほど笑いました。

 

それからMVの中では無表情にも見えるキメ顔のイメージが強い彼女たちの年相応の無邪気さとプロ意識のギャップにやられました。

 

キラキラしててかわいくてかっこいいなぁ…

 

何度も何度も見直しました。毎回見るたびに発見があって飽きませんでした。

寝起きドッキリは丁寧に名前も年齢も書いてあって、その若さ(中学生と高校生…)に驚きつつ名前と顔、なんとなくのキャラクターも覚えました。

 

YouTubeでメンバーの愛称を検索かければ出るわ出るわ…大量の動画…

 

新垣さんのバスツアーに乱入するえりぽんにニヤニヤさせられて、
まーどぅーのお使いでハラハラして、
みずっきの漫才で笑って、
あゆみんと飯窪さんのお姉さん感にキュンときて、
さくらのしらべに感心して、

特に好きだったのはグッズ紹介動画でした。

 

そしてれいな卒業の抜粋動画を見た時に不安がこみ上げてきて

「きっと次はさゆだろうな…今のモー娘。を見れるのは今しかないのかな?」

 

後悔したくないし次のライブこそ見にいってみよう!思い立ったのは3月末、決算目前で死にそうになってる深夜でした。

臆病者でネガテイブ思考の私にしては行動が早く地元でやる4月の愛知公演のチケットを買いました。
もちろん振りコピやコールなんてできるわけないし、ファミリー席です。

 

セトリもTwitterYouTubeとレンタルショップを駆使して頭に叩き込みました。ドルヲタが怖かったのでB'zファンの恋人を騙して無理矢理会場に同行させる準備もしました。

ズッキ凱旋なので緑色ケミカルサイリウムとオペラグラスを持っていざ出陣!!!

 

会場に着きおっかなびっくり並んでみたグッズ列で、「買い方がわからない…一応通販で欲しいものは目星つけてるけど買えるのかな?売り切れじゃないかな?」と話していると前に並んでいた男性がとても親切に紳士的に教えてくださいました…。

 

長らく殺伐とした日常を送っていた私にはそれだけで涙が出そうになるほど感動しました。
だって、見ず知らずの人間にこんなに丁寧に説明してくれるなんて…!!!
しかもスタッフじゃないよ?!ファンだよ?!

 

「メンバーが良い子たちだから、ファンも良い人なのかな?」

ちょっと浮かれた気分のまま買うつもりなかったけどキンブレもノリで買ってしまった。

 

ホールに入るとグッズが展示されていて、ズッキの直筆ポスターにテンション爆上げ!

席に着くとカラフルな光景が広がってました。
外では普通の服だったのに?!着替えたの?!私もツアーTシャツ買うべきだった?とそこでも少し驚きつつキンブレの電池に悪戦苦闘してるとハロプロ研修生が出てきました。


めっちゃ子ども!!!かわいい!!!

と母性本能を刺激され見守ってると曲が始まりました。

曲が終わりニコニコ手を振って研修生がはけるころには帰ったら研修生も検索しようと心に決めました。(かえでぃーとりかこに落ちました)

 

そしてコマーシャルや注意が流れて暗くなると、ハロステで見たような歓声!あの和やかな人たちからこんな声出るんだ!…と。

 

曲が始まるともう驚きの連続で…

なんであんなに動いてるのに歌えるの?!すごくない?!こんなパワフルで2時間もつの?!

 

あゆみんと小田ちゃんちっさ!ちっさい!
さゆと飯窪さんはバービー人形かよ…
ぽんぽんしっろー!!!光ってるよ!
ズッキのおっ◯い破壊力すごい…
どぅー細い…そりゃ怪我するよ…
まーちゃんとりほりほ、脚綺麗…

 

 

 

そして、ここで推し(たち)に落ちた曲…

 

HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜

 

セトリの予習でプラチナ期のライブ映像を見ていて、あまり好きではないと思っていました。もちろんプラチナ期のメンバーはかっこよくて見応えはありました。でも日本人にしては…と斜めに構えていました。

洋楽至上主義だった私は、こういった重低音でグルーヴ感が気持ち良い曲をミュージシャンのつんく♂さんならいざ知らず、10代前半の女の子たちでは生歌だと事故るのではないかと危惧していたのです。

 

が、始まるとかっこよすぎて…もう数秒前の自分にこんこんと説教をかましたくなるくらい圧倒的な迫力でした。

 

かつての先輩のパフォーマンスに食らいついてる気迫とプラチナ期のパフォーマンスとはまた違うかっこよさを感じて…もう…

 

見た目からは想像できないりほりほの情熱的な歌声を聴いた時は思わずため息が出ました。抜かれるたびに射るような目線で鳥肌がたちました。「come on!」の煽りでこの子は15歳の女の子じゃない…イケメンだ…と胸が高鳴りました。
そして各々のソロパートでばしん!と決めてくるメンバーに胸が苦しくなります。

 


学生時代の時にどハマりしたデスティニーズ・チャイルドアトランタ公演の映像を思い起こさせるほどの熱量。

 

これアイドルじゃないな…と思いました。
もっと早くこれば良かったと。


興奮がずっと続いた状態のまま毎秒、目の前の子達を好きになっていきました。

 

Only youが流れた時は思わずオペラグラスでえりぽんをガン見。ダンスキレキレになってる…!肉眼でステージ全体を見れば一糸乱れぬフリはライトの演出もあってCGを見ている気分になります。

 

そしてブレスト…私が今のモーニング娘。を知るきっかけになった曲です。

すでにメンバーは汗だくなのにスクリーンの中の彼女たちは笑顔でした。

かわいく見せるための笑顔ではなくて「楽しい!」が溢れたような自然体の笑顔に思わず泣いてしまいました。

 

 「トリプル良いことがあった、なんだかいい気分」の歌い出しに説得力を感じずにはいられない。

その後もつんく♂さんの歌詞が陰鬱と日常を送っていた私にぐさぐさ刺さる。

恋ハンを挟んで愛の軍団のイントロが流れた時は、え、休まなくて大丈夫なの?みんなお風呂上がりみたいにビッタビタだよ?と心配になりつつ、この曲を見るためにライブに来たのでキンブレを振る手を止めて構えました。

 

 MVより少しハスキーな歌い出しのりほりほが歌う歌詞は強さを感じました。10代の女の子にこの歌詞を歌わせてるつんく♂さんは厳しくて優しいお父さんみたいだな…と。MVでは感じなかったひたむきさと強さを感じて、盛り上がる掛け声すらも曲の一部みたいでここまで計算して作られたみたい。

階段があるステージであのコンパスダンスを綺麗に決めた時は練習量が透けて見えて感心しました。

 

あっという間にラストの曲になっていて、
気付くと自分まで汗をかいて笑ってました。笑って泣いて感動して切なくなって感情が濃縮された2時間でした。

 

月並みですがライブに来て良かったな、と、そしてまたすぐ彼女たちに会いたいと思いました。

ライブに行く前はあんなに怯えていたのに、帰りの電車ではもう次のライブのことを話していました。

 


私の場合、推しに落ちた瞬間、というよりはゆっくりモーニング娘。に沈んでいった感じです。

 

このあとLILIUMやらGMMLやら初めての握手会やら加入卒業やら色々ありました。

ひとつひとつの出来事で、メンバーの凄さやスタッフのチームワークに感嘆して、成長に感涙して、ハロヲタの優しさを感じました。


これ!というきっかけというよりは、つんく♂さんの楽曲、メンバーのキャラクターやパフォーマンス、暖かいハロヲタの皆さんの全部が作用して、ハロープロジェクトにハマりました。あんなにドルヲタが怖かったのに2017年もハロヲタを楽しんでます。

 

今は9期を中心に応援していますが、メンバーみんな大好きだし尊敬しています。
春ツアーでは13期2人の好きな先輩が聞けるのかと思うとワクワクしますね!

 

ここまで長文乱筆を読んでくださり、ありがとうございました。
読み返すともっと詳しく書きたいところもあったんですが、また気が向いたら書きます。

もしみなさんもお時間あればハロープロジェクトを好きになる経緯を共有しましょう!